トップライトは通称「天窓」とも呼びますが、屋根に開けてある窓のことです。

天窓を取り付ける主な目的は、自然の光や風を室内に取り込むことですが、他にも様々なメリットを住まいにもたらしてくれます。今回はトップライトが果たす役割を簡単にまとめました。

トップライトがもたらす効果

1.「採光」の効果

天窓は朝・夕に関わらず太陽が出ている間はずっと光を取り込めるからです。屋根にあるので方位も関係ありません。

2.「通風・換気」の効果

換気扇などの機械を使わず自然に通気の効率を良くするためには、風が入る窓と出ていく窓の高さに違いをつけて重力換気を促すことですが、屋根に取り付ける天窓はそのためには最適のアイテムとなります。

3.「解放感」の効果

トップライトを用いることで、外からの視線を気にせず、都会に建つ住宅でも開放感を十分にもたらすことができます。カーテンを閉める必要もなく、いつでも外の様子をうかがえる天窓から、木々の緑や紅葉を眺めながら季節の変化を敏感に感じてみてはいかがでしょうか。

4.「防犯性」の効果

トップライトを設けることで室内全体に光が差し込むようにデザインされていますが、防犯面から見ると、外からはトップライトがあるようには見えないことは非常に効果のあるものとなっています。

デメリットとしてあげられるのは「メンテナンスが難しい」「雨漏りの心配」があげられます。

直射日光が入り込み過ぎて、明る過ぎたり室温の上昇が心配になる時はトップライトをLow-eガラスとサンシェードで断熱と日射調整をしてみるといいでしょう。

魅力がたっぷりのトップライト。その効果を生活に入れたい方は是非ご検討してみてはいかがでしょうか？