前回のブログでお伝えしましたが自宅の駐車場において確認事項がもう一つございます。
それは「固定資産税」です。
ガレージに憧れる方も多いと思いますが、実は屋根があるというのは固定資産税の課税対象になる場合があります。
ケースバイケースなので、以下の点をしっかりと確認しておいて下さい。
固定資産税というのは、高額な資産に対して1.4%の税率がかかるので決して安い額ではありません。
固定資産税の対象になる3つの条件
1.三方が壁に覆われて屋根がある
2.コンクリート基礎で地面に固定されている
3.居住・作業・貯蔵等に利用することができる状態である
この3つのポイントにより、ガレージとカーポートでは課税の条件が変わります。
ガレージタイプは固定資産税がかかる
ガレージタイプは方が壁に覆われ、屋根もあるので固定資産税の対象になります。
シャッターの有り無しに関わらず課税対象となるので気を付けてください。
カーポートは固定資産税がかかる場合がある
一般的なカーポートのように側面パネル・背面パネルを取り付けない場合は、基本的に固定資産税の対象外となります。
しかし、地方自治体によっては屋根のみのカーポートでも固定資産税がかかってしまうケースがあるので、設置を検討している方は必ず市区町村の自治体に問い合わせをしておきましょう
駐車場なんてをコンクリートを固めるだけなんだから安く済ませられるだろうと思ったら大間違いです。
土壌の整備から基礎工事をしてコンクリートを流して固めるため、軽く一週間以上はかかるため、費用もそれなりにかかります。
コンクリートの面積を減らし、タイヤが踏まない場所は芝生(主にタマリュウという植物)にすれば予算削減に繋がりこともありますが、芝の手入れは自分でやらなくてはなりません。
外構は家の顔でもあるので、やみくもに何でも費用削減をするのはオススメできません。
中でも駐車場は玄関アプローチにつながる大事な場所なので、家本体の予算に少しで余裕を持たせて外構工事に予算を回せるのが理想的ですね。
このように簡単そうで難しい駐車場設計ですが、設計次第ではとても快適な駐車場を作ることができます。
駐車場にストレスを抱えると、今後のライフスタイルがとても苦しいものになってしまうので、プランが気に入らない場合は何度でもやり直してもらうことをオススメします。