駐車場は住宅プランを設計する際、同じタイミングで検討することになります。
土地に対してどのように車を駐車するかによって建物本体の形にも大きな影響を与えるため、「停められればいい」だけでは済まされない盲点が多数あります。
車の大きさ(幅・寸法)
区分 | 全長(mm) | 全幅(mm) | 全高(mm) | 参考車種 |
軽自動車 | 3400 | 1480 | 1700 | ワゴンR、タント、N-BOX、ムーヴ |
普通自動車(小型) | 4500 | 1680 | 1500 | フィット、ヴィッツ、デミオ |
普通自動車(中型) | 4800 | 1700 | 2000 | プリウス、シエンタ、ヴェゼル |
普通自動車(大型) | 5100 | 1880 | 1500 | ベンツS~、レクサスLS |
ワンボックス (5ナンバー) |
4695 | 1695 | 1865 | ヴォクシー、セレナ、ステップワゴン |
ワンボックス (3ナンバー) |
4800 | 1700 | 2000 | アルファード、エルグランド |
この時、今乗っている車のサイズで設計するのではなく、将来的に乗りそうな車種で考えることを忘れないでください。
軽自動車の乗っているからと言って軽自動車用のサイズで駐車場を設計してしまえば、将来的に大型車に乗り換えても駐車することが出来なくなってしまいます。
今後のライフプランに合わせた車種で駐車場を設計することが大切です。
車+どれくらいの寸法で駐車場を設計したらよいのか
「普通自動車(小型)」に必要な駐車サイズ
- 全長4500mm+1000mm(長さ)=5500mm=全長5.5m
- 全幅1680mm+1300mm(幅)=2980mm=全幅3m
※片側に壁があり、車の乗り入れは片側からのみとなる場合、
幅は+650mmを足して、全幅2330mmあれば何とか合格と言えます。
建物本体の形によって大きく異なる駐車場スペースの寸法ですが、参考までにこれくらいのサイズは必要になるとを覚えておいてください。
駐車場の停め方には「直角駐車」「並列駐車」「縦列駐車」などがありますので土地の大きさ、建物本体の形によって変わってきます。
簡単ではございますが以上が駐車の幅取りについてのご説明でした!これから長きにわたって使用する駐車場。無理なく将来のことまで考え抜いたプランニングを是非お考え下さいね♪